子ども用ライフジャケットや浮き輪をプールで無料貸出しし、監視員が常駐する幼児エリアを持つ家族リゾートを、静岡・伊豆で編集部が 5 軒選んだ。3-8 歳の水遊びデビューでは、大きすぎるアームリングやサイズの合わない浮き輪を持参するより、館内で借りて体に合わせる方が安全性が高い。夏の連泊で道具を持たずに泳ぐ、その視点で伊東・稲取・熱川・下田の 5 軒を比較する。

# ホテル エリア Score 客室 目安価格 1行特徴
1 川奈ホテル 伊東・川奈 93 100 ¥70–¥134k 25m・15m・こどもプール 3 本立て、伊豆屈指の海景観プール
2 ホテル&スパ アンダリゾート伊豆高原 伊東・伊豆高原 92 68 ¥56–¥82k 屋内プール通年+ 22 種アクティビティ無料の家族向けオールインクルーシブ
3 稲取赤尾ホテル 東伊豆・稲取 92 62 ¥39–¥60k 屋外プール「ブルーラグーン」と屋内プール「リゾッチャ IZU」を併設
4 下田東急ホテル 下田・鍋田浜 90 112 ¥56–¥101k ガーデンプールから鍋田浜へ直結、真夏は 18 時まで開放
5 熱川プリンスホテル 東伊豆・熱川 88 58 ¥54–¥73k 20×8m 大プール+幼児プール、ビーチまで水着のまま送迎バス
↕︎ 地図右下の角をドラッグすると高さを調整できます

※ 目安価格は公開販売価格の集計に基づく参考値で、実際の予約料金とは異なります。1 泊 2 名利用時の 1 室あたり料金(税込)です。

1. 川奈ホテル — 伊東・川奈

1936 年開業の老舗リゾート。海を見下ろす 3 本のプールと子ども用貸出品の充実で、伊豆の家族水遊びの基準になる一軒。

Media Picks Score: 93 / 100  100 室、クラシックリゾート。

目安価格 ¥70,000–¥134,000 / 泊 (2 名 1 室・通常期)


川奈ホテル — 伊東市川奈 · 相模灘を望む 1936 年開業の老舗リゾート
PHOTO: 川奈ホテル — 公式サイトを見る →

なぜ選ばれるか

プールが 25m メイン、15m 中型、こども用の 3 本立てで、幼児は独立した浅い水面を使える。水遊びデビューの 3-4 歳と、25m を泳ぎ切りたい 6-8 歳が同じ館内で満足できる導線がある。海を見下ろすロケーションと、貸出品の申し出のしやすいプールサイド運営が、リピーターの信頼を作っている。

集約レビューの傾向

公開レビューデータを集計したところ、プール景観・スタッフ対応・食事の 3 点が突出して評価されている。夏場のプールサイドで子ども用浮力具を借りやすかったという主旨の声が繰り返し確認できる一方、繁忙期の込み具合と価格帯を指摘する声もある。夕食のダイニングでの子ども対応の丁寧さも、家族利用層の共通の印象として集約された。

向く人 / 向かない人

  • 向く:
    3-8 歳の水遊びデビューを予定する家族、記念日の連泊、格式あるクラシックリゾートで滞在自体を旅の目的にしたい人
  • 向かない:
    予算を宿泊 ¥50,000 台に抑えたい家族、夏期以外にプール目的で行きたい人(プールは夏期のみ営業)

具体情報

  • 最寄り駅: JR 伊東駅からタクシー 15 分(送迎バス運行あり)
  • プール: 25m・15m・こどもプールの 3 種類、夏期営業 9:30-16:30
  • チェックイン: 15:00〜 / アウト 〜11:00
  • 食事: メインダイニング(コース料理)+ その他レストラン、子ども用メニューあり
  • 開業: 1936 年(昭和 11 年)


2. ホテル&スパ アンダリゾート伊豆高原 — 伊東・伊豆高原

屋内プール通年営業と 22 種のアクティビティが無料。3-8 歳連れが「持たずに来て、館内で完結できる」オールインクルーシブ型。

Media Picks Score: 92 / 100  68 室、リゾート。

目安価格 ¥56,000–¥82,000 / 泊 (2 名 1 室・通常期)


ホテル&スパ アンダリゾート伊豆高原 — 伊東市八幡野 · 屋内プール通年営業のオールインクルーシブ
PHOTO: ホテル&スパ アンダリゾート伊豆高原 — 公式サイトを見る →

なぜ選ばれるか

屋内プールが通年営業で、夏の炎天を避けたい 3-8 歳の家族に向く。カラオケ・ビリヤード・ボルダリング・レンタサイクル・ヨガなど、館内で 22 種のアクティビティが無料で使え、雨の日でも子どもが飽きない設計。10 の貸切露天風呂を敷地内に点在させ、家族単位で温泉を楽しめる導線も揃う。

集約レビューの傾向

公開レビューデータを集計すると、貸切温泉の使いやすさとオールインクルーシブの気楽さが最上位に来る。家族利用の声には、水遊び道具を持たずに来られる利便を挙げるものが多い。食事のバイキング形式と子ども向けメニューの選択肢が広く、幼児連れの動線が確保されている点も好感を集めていた。

向く人 / 向かない人

  • 向く:
    水遊び道具を持たず身軽に旅したい家族、雨天が読めない夏休みの旅程、貸切風呂で家族入浴したい未就学児連れ
  • 向かない:
    大人向けの静かな滞在を望む人、屋外の広い海を望む家族(内陸立地のため)

具体情報

  • 最寄り駅: 伊豆急伊豆高原駅から車 10 分(送迎バス運行)
  • プール: 屋内プール(通年)
  • チェックイン: 15:00〜 / アウト 〜11:00
  • 食事: ビュッフェレストラン(子どもメニュー・アレルギー対応)
  • 特徴: 貸切温泉 10 種+22 種類の館内アクティビティ無料


3. 稲取赤尾ホテル — 東伊豆・稲取

屋外プール「ブルーラグーン」と屋内プール「リゾッチャ IZU」の 2 面立て。天候に左右されず子ども向け水遊びを組める。

Media Picks Score: 92 / 100  62 室、温泉リゾート。

目安価格 ¥39,000–¥60,000 / 泊 (2 名 1 室・通常期)


稲取赤尾ホテル — 東伊豆町稲取 · 屋外/屋内プール併設の家族向け温泉リゾート
PHOTO: 稲取赤尾ホテル — 公式サイトを見る →

なぜ選ばれるか

屋外プール「ブルーラグーン」と屋内プール「リゾッチャ IZU」の 2 面立てで、天候に左右されず水遊びを組める。2 名 1 室で ¥40,000 前後から狙える価格帯は、連泊しやすい水準。7 つの無料貸切風呂を持ち、家族入浴で温泉を楽しめる導線も揃っている。

集約レビューの傾向

公開レビューデータを集計すると、プール施設の充実と貸切風呂の使いやすさが最上位に集約された。家族層の声では、屋内プールがあるため天候リスクに強いという主旨が繰り返し確認できる。食事の会場が個室感の高い作りで、子ども連れが周囲を気にせず食べられる、という意見も共通してみられた。

向く人 / 向かない人

  • 向く:
    連泊で予算を抑えたい家族、雨天リスクを分散したい旅程、稲取温泉の温泉体験と水遊びを両立したい人
  • 向かない:
    海への直接アクセスを重視する家族、ハイエンドリゾートの意匠を求める人

具体情報

  • 最寄り駅: 伊豆急稲取駅から車 5 分(送迎バス運行)
  • プール: 屋外プール「ブルーラグーン」+ 屋内プール「リゾッチャ IZU」
  • チェックイン: 15:00〜 / アウト 〜10:00
  • 食事: 個室会食スタイル、子ども向けメニューあり
  • 温泉: 貸切風呂 7 つ(2 つは露天)、無料


4. 下田東急ホテル — 下田・鍋田浜

ガーデンプールから鍋田浜へ直結。プール開放時間が繁忙期は 18 時までと長く、夕方の水遊びが叶う。

Media Picks Score: 90 / 100  112 室、リゾートホテル。

目安価格 ¥56,000–¥101,000 / 泊 (2 名 1 室・通常期)


下田東急ホテル — 下田市鍋田浜 · ガーデンプールとビーチが直結するリゾート
PHOTO: 下田東急ホテル — 公式サイトを見る →

なぜ選ばれるか

鍋田浜隣接のガーデンプールを持ち、宿泊者は無料で使える。7 月下旬-8 月末の繁忙期は 8:00-18:00 の開放で、朝と夕の 2 回、時間帯を分けて水遊びが組める。プールから鍋田浜へ徒歩数分の直結で、プール→海→シャワー→客室の動線が短い。

集約レビューの傾向

公開レビューデータを集計したところ、ロケーション(鍋田浜への近さ)と海景観の客室が最上位に評価されている。家族利用の声では、プール開放時間の長さと、ビーチとプールを行き来しやすい導線が繰り返し支持されていた。夕食のブッフェは子ども連れが選びやすい形式で、幼児メニューへの評価も安定している。

向く人 / 向かない人

  • 向く:
    プールと海の両方を 1 日で楽しみたい家族、朝と夕の 2 回泳がせたい旅程、下田観光と組み合わせたい人
  • 向かない:
    プール目的で梅雨や 6 月に行きたい人(ガーデンプールは夏期のみ)、静かで大人向けの滞在を望む家族

具体情報

  • 最寄り駅: 伊豆急下田駅からタクシー 5 分(送迎バス運行)
  • プール: ガーデンプール(夏期営業、子ども用プール併設、宿泊者無料)
  • チェックイン: 15:00〜 / アウト 〜11:00
  • プール開放時間: 通常 9:00-17:00、7/27-8/25 は 8:00-18:00
  • 立地: 鍋田浜まで徒歩数分、ホテルから海景観


5. 熱川プリンスホテル — 東伊豆・熱川

20×8m の大プールと幼児プールを持ち、夏はビーチまで水着のまま送迎バス。連泊で伊豆の水遊びを掘り下げたい家族に向く。

Media Picks Score: 88 / 100  58 室、温泉リゾート。

目安価格 ¥54,000–¥73,000 / 泊 (2 名 1 室・通常期)


熱川プリンスホテル — 東伊豆町奈良本 · 大プール+幼児プールと熱川温泉の家族リゾート
PHOTO: 熱川プリンスホテル — 公式サイトを見る →

なぜ選ばれるか

20×8m の大プールと幼児プールが緑に囲まれた敷地に配され、幼児は独立した浅めの水面を使える。プールはチェックイン前でも利用可能で、到着日の午後を効率よく使える。夏はビーチまで水着のまま乗車できる送迎バスが運行され、プール→海の切り替えが荷物を持たずにできる設計が家族向けに徹している。

集約レビューの傾向

公開レビューデータを集計すると、プール環境と子ども向けアメニティの用意が上位に来る。子ども用の浴衣がサイズ 3 段階、キッズスリッパ、キッズアメニティが揃うため、幼児連れの準備負担が軽い、という主旨の声が繰り返し確認された。食事は個室または半個室での提供で、幼児連れが周囲を気にせず食べられる作りに評価が集まっていた。

向く人 / 向かない人

  • 向く:
    幼児連れの荷物を減らしたい家族、プール+ビーチを 1 日で回したい旅程、熱川温泉の湯を家族で楽しみたい人
  • 向かない:
    洋室主体の滞在を望む家族、屋内プールで通年営業を求める人(プールは夏期のみ)

具体情報

  • 最寄り駅: 伊豆急伊豆熱川駅から徒歩約 10 分(送迎バス運行)
  • プール: 大プール 20×8m + 幼児プール(夏期営業、チェックイン前利用可)
  • チェックイン: 15:00〜 / アウト 〜10:00
  • キッズアメニティ: 子ども用浴衣(サイズ 3 段階)・スリッパ・キッズアメニティ
  • ビーチ送迎: 夏期、水着のまま乗車できる送迎バスを運行


よくある質問

Q. ベストシーズンはいつですか?

A. 屋外プール利用が目的なら 7 月中旬-8 月末が中心。梅雨明け後の 7 月下旬は水温と気温のバランスが良く、混雑もお盆前がわずかに緩む。屋内プールを持つ 2 軒(アンダリゾート伊豆高原・稲取赤尾ホテル)なら 6 月・9 月の連泊にも向く。編集部が推す時期は 7 月下旬の平日連泊。

Q. 予約のタイミングは?

A. お盆(8/13-16 前後)は 2-3 ヶ月前から埋まり始める。7 月末や 8 月末平日は 3-4 週間前でも空室が残ることが多い。キャンセル料の起点は宿ごとに異なるため、天気の読めない夏は柔軟に変更できるプランを選ぶと安心。

Q. 子ども用ライフジャケットや浮き輪は現地で借りられますか?

A. 各館とも子ども用の浮力具・浮き輪を用意しているが、サイズ展開と数量は宿ごとに異なる。夏休みの繁忙期は貸出品が出払うことがあるため、水遊びデビューの 3-4 歳は予約時に「子ども用ライフジャケットの貸出可否・サイズ」を電話で確認するのが確実。持参する場合も、サイズが合わない可能性を考えて館内貸出を併用したい。

Q. 幼児プールの水深はどれくらいですか?

A. 水遊びデビューに向く水深は 30-50cm 前後で、5 軒ともこの帯に収まる幼児エリアを別に持つ。ただし大プールと幼児プールの動線が近いため、監視員の目が届く時間帯(夏期の主要開放時間帯は常駐)を選んで使う。3-4 歳は必ず保護者同伴を推奨。

Q. 車がなくても行けますか?

A. 全 5 軒とも最寄り駅(JR 伊東、伊豆急下田、伊豆急伊豆高原、伊豆急稲取、伊豆急伊豆熱川)から送迎バスが運行される。東京駅から特急踊り子号で伊豆急下田駅まで 2 時間 40 分ほど。夏休み期間は指定席の確保を早めに。

本記事の参考情報

日本政府観光局 (JNTO) — 伊豆エリアの観光情報
Wikipedia: 伊豆半島 — 地理・気候の背景

編集部から

5 軒に共通するのは「持たずに来る」を可能にする運営姿勢である。子ども用ライフジャケット・浮き輪・アームリングを家から持参すれば、必ずサイズが合うわけでもなく、荷物もかさばる。館内で借りて試し、合わなければ交換の相談ができる — この「借りて試す」の作法があるかどうかが、3-8 歳の夏の連泊満足度を大きく左右する。次に読むなら、家族の夏休み動線をさらに詰める記事群を選んでみてほしい。