5〜10歳の子と、伊豆で2泊3日。海の生き物観察と干物づくりを宿起点で組むなら、伊東市と東伊豆町に拠点を分ける動線が現実的です。1日目は稲取に入り、宿の目の前の磯で生き物観察。2日目は伊豆高原に移動して干物づくりと貸切温泉、シャボテン動物公園へも車15分。3日目は川奈の老舗で朝食を楽しみ、ふれあい施設に立ち寄って帰路へ。子どもの体力に合わせて移動を車30分圏に抑え、宿に戻れば温泉でリセットできる組み立てを編集部が選びました。
| 日 | 宿 | エリア | Score | 客室 | 目安価格 | この日の体験 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Day1 | 海一望絶景の宿 いなとり荘 | 東伊豆町稲取 | 93 | 59 | ¥51–¥84k | 稲取の磯で生き物観察、漁港の朝市見学 |
| Day2 | ホテル&スパ アンダリゾート伊豆高原 | 伊東市八幡野 | 92 | 68 | ¥54–¥80k | 干物づくり体験、貸切温泉9種、シャボテン動物公園 |
| Day3 | 川奈ホテル | 伊東市川奈 | 91 | 100 | ¥69–¥129k | 朝食ビュッフェ、立ち寄りで伊豆アニマルキングダム |
※ 目安価格は公開販売価格の集計に基づく参考値で、実際の予約料金とは異なります。1泊2名利用時の1室あたり料金(税込)です。
Day1. 海一望絶景の宿 いなとり荘 — 東伊豆町稲取
稲取漁港まで徒歩7分。子どもと磯で生き物観察、夕方は海一望の温泉で締める初日の拠点。
Media Picks Score: 93 / 100 59室、海一望の温泉旅館。
目安価格 ¥51,000–¥84,000 / 泊 (2名1室・通常期)

なぜ初日に選んだか
東京から稲取まで車2時間半。チェックイン後、宿から徒歩7分の稲取漁港と隣接する磯場へ歩いて出られる立地が、初日の体力配分に合っています。干潮時刻に合わせれば、小学校低学年でもヤドカリ・カニ・小魚を観察できる範囲が広がります。客室は全室海向き、夜は水平線の灯りを見ながら過ごせる。地元の金目鯛料理を子どもサイズに小分けしてくれる夕食対応も、家族客の利用に合います。
集約レビューの傾向
公開レビューデータを集計したところ、海一望の眺望と温泉の泉質、金目鯛の煮付けへの評価が突出して高い宿です。家族での利用では、夕食を個室で取れる点と、ロビーから海へ降りるアクセスのしやすさが繰り返し評価されています。一方で、館内に段差や階段が多く、ベビーカー利用には不向きとの声も一定数あります。5歳以上であれば自分で歩けるため大きな問題にはなりませんが、未就学児の弟妹がいる家族は事前確認を。
向く人 / 向かない人
-
向く:
5〜10歳の子と海体験を組みたい家族、海の幸を子どもにも食べさせたい家庭、初日に車移動を短く済ませたい旅程 -
向かない:
ベビーカー必須の未就学児連れ(館内に段差あり)、洋食中心の食事を望む家族、駅から徒歩で到着したい家族(伊豆稲取駅から徒歩15分・坂あり)
具体情報
- 最寄り駅: 伊豆急行 伊豆稲取駅から徒歩15分(送迎バスあり・要予約)
- 客室サイズ: 約30〜60㎡(和室・和洋室中心)
- チェックイン: 15:00〜 / アウト 〜12:00
- 食事: 夕食は会席または個室会食、朝食は和洋ビュッフェ
- 子ども対応: 未就学児の添い寝可、子ども浴衣・スリッパあり、アレルギー対応は事前申請制
- 磯観察ポイント: 宿から徒歩7分の稲取漁港隣接の岩礁(干潮時推奨)
Day2. ホテル&スパ アンダリゾート伊豆高原 — 伊東市八幡野
22種の無料アクティビティと9つの貸切温泉。雨の日でも室内で過ごせる、2日目の中継地点。
Media Picks Score: 92 / 100 68室、温泉リゾートホテル。
目安価格 ¥54,000–¥80,000 / 泊 (2名1室・通常期)

なぜ2日目に選んだか
稲取から車で30分弱、伊豆高原駅から徒歩10分という立地が、2日目の体験動線の中心になります。館内では22種のアクティビティ(カラオケ、ビリヤード、レンタサイクル、ランタン作り、ボルダリングなど)が宿泊者は無料で利用でき、ランタン作りやレンタサイクルは小学生から参加可能。9つの貸切温泉が空いていれば随時無料で使える運用も、子連れ家族には実用的です。干物づくり体験は近隣の体験施設(車5分)と組み合わせやすい。
集約レビューの傾向
公開レビューデータを集計したところ、22種の無料アクティビティと貸切温泉の運用、コストパフォーマンスへの評価が高い宿です。家族客の感想では、子連れ運営と広めの客室への評価が高く、特に雨の日の手詰まり感が出にくい点が繰り返し言及されています。一方で、夕食バイキングは品数重視・落ち着き重視という好みで賛否が分かれる傾向。食事の静けさを優先する家族はプラン選択時に会席プランを選ぶと整います。
向く人 / 向かない人
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向く:
天候を読みきれない旅程の家族、複数の貸切温泉に入りたい家族、子どもに館内体験を多めに用意したい家庭 -
向かない:
静かな食事を最優先する家族(バイキング時は賑やか)、4人で1室を希望する5人以上の家族、洗練された大人の宿の雰囲気を望む層
具体情報
- 最寄り駅: 伊豆急行 伊豆高原駅から徒歩10分(送迎あり)
- 客室サイズ: 約35〜70㎡(和室・和洋室・スイートあり)
- チェックイン: 15:00〜 / アウト 〜11:00
- 食事: 夕食バイキングまたは会席選択制、朝食はビュッフェ
- 子ども対応: 添い寝可(未就学児)、キッズメニュー、アレルギー対応(要事前申請)
- 無料アクティビティ: カラオケ、ビリヤード、レンタサイクル、ランタン作り、ボルダリングほか計22種
- 貸切温泉: 9種(空いていれば無料、予約不要)
- 創業: 2003年開業
Day3. 川奈ホテル — 伊東市川奈
1936年開業、相模湾に面した100室のクラシックリゾート。最終日に「整える」一軒。
Media Picks Score: 91 / 100 100室、クラシックリゾートホテル。
目安価格 ¥69,000–¥129,000 / 泊 (2名1室・通常期)

なぜ最終日に選んだか
伊豆高原から車で20分、伊東駅から車10分。1936年開業の老舗クラシックリゾートで、100室と規模が大きいため、5〜10歳の家族でも周囲を気にせず過ごせる広さがあります。広大な敷地に芝生のオーシャンビュー、館内には子どもが走らずに歩ける長い廊下と、年季の入った木の質感。最終日の朝食を落ち着いて取り、午前中はホテル敷地内を散策、午後に伊豆アニマルキングダム(車30分)へ立ち寄って動物ふれあいで締める動線が組めます。
集約レビューの傾向
公開レビューデータを集計したところ、歴史ある建物と相模湾の眺望、朝食の評価が高い宿です。家族客の感想では、敷地の広さと、子どもがロビーや廊下を走り回らずに済む空間設計への評価が繰り返し見られます。一方で、設備の一部に時代を感じる点や、ベッドの硬さ、館内の起伏は好みが分かれる傾向。リフォーム済みの客室タイプを選べば違和感は減ります。価格帯はやや上位なので、最終日に「整える」一泊として選ぶと旅程全体のバランスが取れます。
向く人 / 向かない人
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向く:
クラシックな宿の雰囲気を子どもにも体験させたい家族、広い敷地で過ごす最終日を選びたい旅程、朝食を重視する家族 -
向かない:
最新設備を優先する家族、温泉が必須(本館は温泉ではない)の旅程、駅から徒歩で到着したい家族
具体情報
- 最寄り駅: JR伊東駅から車10分(送迎バスあり)、伊豆急 富戸駅からタクシー15分
- 客室サイズ: 約30〜80㎡(本館・別館・コテージあり)
- チェックイン: 14:00〜 / アウト 〜11:00
- 食事: 朝食ビュッフェまたは和定食、夕食は洋食コースまたは和食
- 子ども対応: 添い寝可(未就学児)、キッズメニュー、ベビーベッド貸出(要事前予約)
- 敷地: 約140万㎡(ゴルフコース併設、家族でホテル散策可)
- 創業: 1936年(昭和11年)開業
2泊3日の動線まとめ
1日目: 東京を朝出発 → 12時頃に稲取着 → 昼食(漁港近辺) → 14時に磯観察(干潮時刻に合わせる) → 15時いなとり荘チェックイン → 夕食(個室会食) → 海一望の露天風呂。
2日目: 朝食後9時に出発 → 稲取漁港の朝市(土日のみ) → 10時に伊豆高原へ移動 → 11時から干物づくり体験(要予約) → 12時昼食 → 伊豆シャボテン動物公園(14:00〜16:00) → 16:30アンダリゾート伊豆高原チェックイン → 貸切温泉 → 夕食。
3日目: 朝食後10時にチェックアウト → 川奈ホテルへ車20分 → 11時アーリーチェックイン交渉(満室時不可) → ホテル敷地散策 → 14時に伊豆アニマルキングダム → 16時に出発 → 東京へ帰路。
よくある質問
Q. 5歳の子でも干物づくりはできますか?
A. 伊豆高原の体験施設では4〜5歳から参加可能なところが多く、所要60〜90分、料金は1人1,500〜2,500円前後です。魚を開く工程は大人が補助、塩水に漬けて干す工程は子どもが主体になります。完成品は冷凍便で自宅へ発送されます。予約は前日までに済ませると安心。
Q. 磯観察に必要な道具は?
A. 子ども用のマリンシューズ(または古いスニーカー)、タモ網(100円ショップで可)、小型バケツ、日焼け止め、帽子、着替え一式。長靴は岩礁で滑るので避けたほうが安全です。稲取漁港隣接の岩礁は遠浅で、5〜10歳なら腰までの深さで遊べる範囲が広く取れます。
Q. 干潮時刻はどう確認すれば?
A. 気象庁の潮位表(東伊豆町稲取は「下田」の値を参照)か、宿のフロントで前日に確認できます。一般に春〜夏は午前と午後の2回、日中に干潮が訪れます。観察に向くのは干潮の1時間前から30分後までの90分間です。
Q. ベビーカーは必要ですか?
A. 5〜10歳の子なら不要です。3軒とも館内に段差や階段があり、特にいなとり荘・川奈ホテルは敷地の起伏も大きいため、ベビーカー利用には不向き。未就学児の弟妹がいる場合は、抱っこ紐の併用が現実的です。
Q. 雨天時の代替プランは?
A. アンダリゾート伊豆高原の館内アクティビティ(ボルダリング、カラオケ、ランタン作り)で1日過ごせます。磯観察を3日目に振り替える運用も可能で、その場合は川奈ホテルから伊東港方面の磯場へ車15分で出られます。干物体験は屋根のある施設なので雨でも実施可。
本記事の参考情報
・伊東観光協会 — 伊東市・伊豆高原のエリア情報
・稲取温泉旅館協同組合 — 東伊豆町稲取の温泉と漁港情報
・伊豆シャボテン動物公園 — 伊豆高原の動物ふれあい施設
編集部から
2泊3日の家族旅行で重要なのは、移動より「宿に戻れる余白」を作ることだと考えています。今回の3軒はいずれも車30分圏内に体験スポットがあり、子どもが疲れたら宿の温泉でリセットできる距離感。1軒目で海の体験、2軒目で工房・温泉、3軒目で広い敷地を歩いて締める——この順番で組むと、5〜10歳の体力曲線に合います。同じテーマで「3歳〜未就学児と過ごす伊豆」や「中学生家族の伊豆ロングステイ」も別記事で組み立てる予定です。