梅雨が明けたら、宿の前の小川で『ガサガサ』を体験できる宿として、編集部が選んだ家族向けの5軒を紹介します。ガサガサとは、タモ網で浅瀬の生き物をすくう遊びのこと。釣りより手軽で、未就学から小学生まで一緒に手を動かせます。ここで選んだのは、敷地内や徒歩圏の安全な浅瀬で網あそびができ、網・長靴・観察ケースを借りられる宿。捕った生き物は観察して逃がす前提で、6〜11歳が朝のうちに自然を覚える夏の朝を想定して選びました。
| # | 宿 | エリア | Score | 客室 | 目安価格 | 1行特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | あてま高原リゾート ベルナティオ | 新潟・十日町 | 93 | 155 | ¥49–¥80k | 隣接の自然体験教室で水網による生き物さがし |
| 2 | モビリティリゾートもてぎ | 栃木・茂木 | 91 | 125 | ¥49–¥71k | 森の体験エリアの沢で水生生物を観察 |
| 3 | 水上高原ホテル200 | 群馬・みなかみ | 88 | 220 | ¥38–¥59k | 200万坪の高原に湿原・沢、ベビー連れも安心 |
| 4 | 斑尾高原ホテル | 長野・斑尾高原 | 86 | 110 | ¥20–¥31k | 自然学校の沢遊び+オールインクルーシブ |
| 5 | 蓼科グランドホテル滝の湯 | 長野・蓼科 | 84 | 160 | ¥45–¥75k | 宿の前を滝ノ湯川が流れる温泉リゾート |
※ 目安価格は公開販売価格の集計に基づく参考値で、実際の予約料金とは異なります。1泊2名利用時の1室あたり料金(税込)です。食事の有無やプランにより幅があります。
1. あてま高原リゾート ベルナティオ — 新潟・十日町
隣接の自然体験教室で、水網を使って水生昆虫やカエルを捕まえ、観察して逃がす。6歳から手を動かせる、ガサガサ入門に向く一軒。
Media Picks Score: 93 / 100 155室、高原リゾートホテル。
目安価格 ¥49,000–¥80,000 / 泊 (2名1室・通常期)

なぜ選ばれるか
里山に囲まれた広い敷地に、宿のすぐ隣で自然体験の拠点が動いている点が、この宿を一番に置いた理由です。水辺の生き物さがしは網と観察ケースを借りて参加でき、捕った生き物は観察したあと水に戻す前提で運営されています。家族プログラムは事前予約制で、ヘルメットと手袋は貸し出されます。温泉と食事の充実も合わせ、朝に体を動かし、午後はゆっくり過ごす一日が組みやすい宿です。
集約レビューの傾向
公開レビューデータを集計したところ、自然体験プログラムの幅広さと、子ども連れへの運営の丁寧さに高い評価が確認できました。食事の品数や温泉への満足も継続して高く、家族客と大人客の双方から支持を集めています。一方で敷地が広いため館内の移動に時間がかかるという声もあり、滞在初日は早めに位置関係を確認しておくと動きやすいと言えます。
向く人 / 向かない人
- 向く: 6〜11歳の川あそび・生き物さがし入門、温泉と自然体験を一泊で両立したい家族、雨天時も館内で過ごせる選択肢がほしい人
- 向かない: 生き物の体験プログラムに参加せず宿だけで完結したい人、館内移動の多さを負担に感じる小さな子ども連れ
具体情報
- 最寄り駅: JR十日町駅から予約制の無料シャトルバスあり(所要時間は要確認)
- 体験プログラム: 水網を使う生き物さがしは隣接の自然体験教室で開催。網・観察ケース・手袋・ヘルメットは貸出。捕った生き物は観察後に逃がす運営
- 対象の目安: 身長120cm前後から参加しやすい設計。小学生は保護者同伴
- 客室規模: 155室。和洋の家族向け客室あり
- 食事: 夕食はビュッフェ・会席など複数の形態。温泉大浴場あり
- 目安価格: ¥49,000〜¥80,000 / 泊(2名1室・通常期)
2. モビリティリゾートもてぎ — 栃木・茂木
森の体験エリアに水生生物の沢があり、網で生き物をすくって観察できる。森と川あそびを一日で楽しめる、低学年でも参加しやすい一軒。
Media Picks Score: 91 / 100 125室、森のリゾート。
目安価格 ¥49,000–¥71,000 / 泊 (2名1室・通常期)

なぜ選ばれるか
敷地の中に広い森の自然体験エリアがあり、その一角に水生生物を観察できる沢が用意されている点が、この宿を二番に選んだ理由です。網ですくって観察し、逃がす流れは家族で取り組みやすく、森歩きや昆虫さがしと組み合わせて朝から夕方まで遊べます。宿泊棟が園内にあるため、移動の負担が少なく、未就学から小学生まで年齢差のある兄弟でも一緒に過ごしやすい構成です。
集約レビューの傾向
公開レビューデータを集計すると、森での自然体験の充実度と、子どもが飽きずに過ごせる点への評価が目立ちました。家族向けの設備や食事についても満足の声が多く、リピート利用がうかがえます。一方で人気エリアは時間帯によって混み合うため、生き物さがしは開園直後の朝の時間に動くと落ち着いて取り組めると言えます。
向く人 / 向かない人
- 向く: 森歩きと水辺の生き物観察を一日で楽しみたい家族、未就学〜小学生の年齢差がある兄弟、車でアクセスしたい人
- 向かない: 静かな宿だけで過ごしたい人、屋外の体験よりも温泉中心の滞在を望む人
具体情報
- 最寄り駅: 真岡鐵道 茂木駅から車で約15分
- 体験フィールド: 森の自然体験エリアに水生生物を観察できる沢あり。網ですくって観察し逃がすスタイル
- 対象の目安: 未就学児から保護者同伴で参加可。プログラムにより対象年齢が異なる
- 客室規模: 125室。園内に宿泊施設
- 食事: レストラン複数。家族向けメニューあり
- 目安価格: ¥49,000〜¥71,000 / 泊(2名1室・通常期)
3. 水上高原ホテル200 — 群馬・みなかみ
200万坪の高原に湿原や沢が点在し、ネイチャーツアーで水辺の生き物に触れられる。ベビー連れの設備も整う、年齢差のある家族に向く一軒。
Media Picks Score: 88 / 100 220室、高原リゾートホテル。
目安価格 ¥38,000–¥59,000 / 泊 (2名1室・通常期)

なぜ選ばれるか
広大な高原の敷地に湿原や沢が点在し、自然のなかで水辺の生き物に触れる時間が取りやすい点を評価しました。乳幼児連れへの配慮が手厚く、年齢差のある兄弟でも親が安心して過ごせます。ラフティングなどの川アクティビティも併設されており、ガサガサのような手軽な生き物さがしから、もう少し体を使う川遊びまで、子どもの成長に合わせて選べるのが強みです。
集約レビューの傾向
公開レビューデータを集計すると、高原の開放感と、小さな子ども連れへの配慮への評価が高く確認できました。食事や客室の使いやすさにも満足の声が多く、家族の連泊に向いています。一方でアクティビティの種類が多いため、到着後に体験プログラムの場所と時間をまとめて確認しておくと、限られた滞在時間を無駄なく使えると言えます。
向く人 / 向かない人
- 向く: 乳幼児と小学生がいる家族、高原の開放感のなかで過ごしたい人、生き物さがしと川アクティビティを組み合わせたい家族
- 向かない: 公共交通だけで訪れたい人、こぢんまりした宿の静けさを求める人
具体情報
- 最寄り駅: JR後閑駅・上毛高原駅から車。送迎の有無は要確認
- 自然環境: 約200万坪の高原に湿原・沢が点在。ネイチャーツアーで水辺の生き物に触れられる
- 子連れ設備: ウェルカムベビーの宿として認定。乳幼児連れ向けの設備・サービスあり
- 客室規模: 220室。家族向けの広い客室あり
- 食事: ビュッフェ中心。子ども向けメニューあり
- 目安価格: ¥38,000〜¥59,000 / 泊(2名1室・通常期)
4. 斑尾高原ホテル — 長野・斑尾高原
高原の自然学校が沢遊びや川遊びのプログラムを運営し、装備を借りて参加できる。オールインクルーシブで会計を気にせず遊べる一軒。
Media Picks Score: 86 / 100 110室、高原リゾートホテル。
目安価格 ¥20,000–¥31,000 / 泊 (2名1室・通常期)

なぜ選ばれるか
斑尾高原という自然のフィールドを背景に、地域の自然学校が沢遊びや川遊びのプログラムを通年で動かしている点を評価しました。宿泊と特典がまとまったオールインクルーシブの仕組みで、滞在中の細かな会計を気にせず子どもと遊びに集中できます。沢遊びは低年齢から、流れのある川遊びは小学校高学年から、と段階が分かれているため、子どもの年齢に合わせて参加プログラムを選ぶ前提で計画すると過ごしやすい宿です。
集約レビューの傾向
公開レビューデータを集計すると、高原での過ごしやすさと、家族向け特典のわかりやすさへの評価が確認できました。自然のなかで体を動かせる点に満足する声が多い一方、川遊びには対象年齢の区分があるため、参加できるプログラムを事前に確認しておくと、当日の段取りがスムーズだと言えます。
向く人 / 向かない人
- 向く: 高原の自然のなかで沢遊びをしたい家族、会計を気にせず過ごしたい人、年齢に合わせてプログラムを選びたい家族
- 向かない: 6歳前後の子どもに流れのある川遊びを期待する人(沢遊び中心の選択になる)、温泉街の雰囲気を求める人
具体情報
- 最寄り駅: JR飯山駅から車で約30分
- 体験プログラム: 地域の自然学校が沢遊び・川遊びを運営。装備の貸出あり。川遊びは対象年齢の区分あり
- 対象の目安: 沢遊びは低年齢から、流れのある川遊びは小学校高学年から
- 客室規模: 110室。家族向け客室あり
- 食事: 夏季はオールインクルーシブのプランあり。家族特典を用意
- 目安価格: ¥20,000〜¥31,000 / 泊(2名1室・通常期)
5. 蓼科グランドホテル滝の湯 — 長野・蓼科
宿の前を滝ノ湯川が流れ、敷地内で渓流気分の水あそびができる。温泉とせせらぎを一度に楽しめる、テーマに最も素直な一軒。
Media Picks Score: 84 / 100 160室、温泉リゾートホテル。
目安価格 ¥45,000–¥75,000 / 泊 (2名1室・通常期)

なぜ選ばれるか
宿のすぐ前を滝ノ湯川が流れ、敷地内でせせらぎの水あそびを楽しめる点が、このテーマに最も素直に合う理由です。「宿の前の小川」という条件をそのまま満たす立地で、温泉に入ったあとに川辺へ出る、という蓼科ならではの過ごし方ができます。客室数が多く家族向けの設備も整っているため、川あそびと温泉を一泊で両立させたい家族に向きます。流れや水深は日によって変わるため、子どもから目を離さず、浅い場所で遊ぶ前提で考えておくと安心です。
集約レビューの傾向
公開レビューデータを集計すると、温泉の充実と、敷地内の自然環境への評価が確認できました。客室や食事に対する評価には幅がありますが、川辺のせせらぎと温泉を一度に楽しめる立地に魅力を感じる家族客の声が見られます。川は自然の流れなので、増水時や雨天直後は無理をせず、晴れた朝の浅瀬で遊ぶのが基本だと言えます。
向く人 / 向かない人
- 向く: 宿の前の小川でそのまま水あそびをしたい家族、温泉と川辺を一泊で楽しみたい人、蓼科観光と組み合わせたい家族
- 向かない: 整備された体験プログラムを期待する人、川の水深・流れの管理を自分で気にかけたくない人
具体情報
- 最寄り駅: JR茅野駅から車で約30分
- 自然環境: 敷地内を滝ノ湯川が流れ、渓流気分の水あそびが可能。流れ・水深は天候で変動
- 注意点: 自然の川のため、増水・雨天直後は遊泳を控え、浅瀬で保護者が見守る前提
- 客室規模: 160室。和洋の家族向け客室あり
- 食事: ビュッフェ・会席など。温泉大浴場あり
- 目安価格: ¥45,000〜¥75,000 / 泊(2名1室・通常期)
よくある質問
Q. 何歳から川あそび(ガサガサ)に参加できますか?
A. 浅瀬の生き物さがしは未就学から保護者同伴で楽しめる宿が多く、本記事の5軒は6〜11歳が中心の想定です。ベルナティオの体験プログラムは身長120cm前後から参加しやすい設計で、斑尾高原は流れのある川遊びを小学校高学年からとするなど、年齢区分のある宿もあります。参加前に各宿の対象年齢を確認しておくと安心です。
Q. 網や長靴は持参が必要ですか?
A. ベルナティオやもてぎ、斑尾高原のように、網・観察ケース・手袋などを貸し出す宿を選んでいます。装備を揃えていない家庭でも参加しやすいのが利点です。ただし着替え・タオル・水分・虫よけは持参が基本。濡れる前提で替えの靴下を多めに用意すると、その後の館内移動が快適です。
Q. 捕った生き物はどうしますか?
A. 本記事で紹介する体験は、捕った生き物を観察したあと水に戻す「観察して逃がす」前提で運営されています。食用の釣り体験とは分けて選んでいます。種類を確かめて元の場所に返すまでが一連の流れになっているので、命の扱い方を遊びの延長で伝えられます。
Q. 雨が続いたときや増水時はどうすればよいですか?
A. 自然の川や沢は、雨天直後や増水時は流れが速くなり危険です。晴れた朝の浅瀬で、保護者が目を離さずに遊ぶのが基本になります。蓼科の滝の湯のように敷地内を自然の川が流れる宿では特に、当日の水位を見て無理をしない判断が大切です。雨天時は館内施設や温泉に切り替えられる宿を選んでおくと、予定が崩れません。
Q. 小さい下の子と小学生の上の子で遊びを分けられますか?
A. 水上高原ホテル200のように、浅瀬の生き物さがしから樹上トレッキング、川アクティビティまで段階のある宿を選べば、下の子は浅瀬、上の子は体を使う遊び、と年齢で分けられます。ベビー連れへの設備が整う宿もあり、年の離れた兄弟がいる家族はこうした幅のある宿が過ごしやすいと言えます。
本記事の参考情報
・十日町市観光協会 — 新潟・十日町エリアの観光情報
・みなかみ町観光協会 — 群馬・みなかみエリアの自然・アクティビティ情報
・斑尾高原観光協会 — 長野・斑尾高原のアクティビティ情報
編集部から
5軒に共通するのは、川あそびを「捕って終わり」にしない設計です。網ですくい、種類を確かめ、水に戻す——この流れが体験に組み込まれているからこそ、6〜11歳の子どもが自然との距離感を遊びながら覚えられます。梅雨が明けた朝はまだ涼しく、生き物も動きます。日中の暑い時間は温泉や館内で休み、また夕方に外へ出る。そんな高原のリズムで一日を組むと、家族みんなが無理なく過ごせます。次の夏、子どもが最初に網を握る一軒を選ぶなら、どのエリアの水辺から始めますか。