7-11 歳の子どもと 2 泊 3 日で香川・小豆島を歩き、そうめんの箸分けとオリーブ収穫という「手を動かす体験」を軸に組む家族旅程です。フェリーは高松港・岡山新岡山港からの高速艇で 1 時間前後、宿の起点は東側の草壁港エリアが最短。今回は小豆島町古江の ベイリゾートホテル小豆島 1 軒に絞り、体験地への移動時間、子どもが実際に手を出せる年齢、家族向けの部屋タイプまでを掘り下げます。夏休み終盤〜初秋、島の緑と海が最も静かな季節に合わせた滞在です。
※ 目安価格は公開販売価格の集計に基づく参考値で、実際の予約料金とは異なります。1泊2名利用時の1室あたり料金(税込)。子ども料金は別途。

1 軒に絞る理由
Media Picks Score: 92 / 100 117 室、鉄筋 12 階建てのリゾートホテル。目安価格 ¥38,000–¥57,000 / 泊 (2 名 1 室・通常期)
島の東側、内海湾に沿う古江地区は、そうめん工房が集まる池田・室生と、オリーブ公園がある西村、二十四の瞳映画村がある田浦の三点をほぼ等距離で結ぶ位置にあります。宿から車で 15 分圏内に主要体験地の 8 割が収まるため、荷物を降ろした後の移動が短く、7-11 歳の集中力が切れる前に体験に入れます。117 室のうち和洋室が 12 室、和室が 48 室あり、家族 4 人でも布団を並べて休める点が、同じ島内の 20 室以下の小規模宿にはない安心材料です。

2 泊 3 日の家族旅程
Day 1 | 到着とそうめん館の箸分け見学
高松港からフェリーで小豆島へ (土庄港・池田港経由)。港から車で 12 時前に宿に到着し、荷物を預けます。ロビー横のオリーブオイルサンプル棚で子どもに「香りの違い」を試してもらうと、翌日の収穫体験の予習になります。午後は宿から車 10 分の そうめん館 (中山地区・池田) で手延べの実演を見学。箸で麺を分ける「箸分け」の工程は、細い麺を左右に振り分ける手の動きが子どもに強く残ります。見学のみは 6 歳から、体験参加型のワークショップは 8 歳からが目安です。夕食は宿のオリーブビュッフェで、17:30 開始の第一部を予約すれば就寝時間を崩さずに済みます。
Day 2 | オリーブ公園の収穫と 12 階の湯
朝食後、宿から車 20 分の 小豆島オリーブ公園へ。収穫体験は秋のシーズンに開催され、家族で参加できる時期があります (詳細は公園に事前確認を) (幼児は同伴保護者と 1 本の枝を共有)。園内の魔女の宅急便ロケ地の坂は子どもが自分の足で登れる距離感。昼はオリーブ農家併設のレストランで自家搾りオイルのパスタ。夕方は宿に戻り、12 階の展望温泉で夕陽の内海湾を眺めます。大浴場は幼児連れの入浴が可能、貸切風呂 (45 分・要事前予約) は乳児連れや家族単位で使いたい家庭に選択肢としてあります。

Day 3 | 二十四の瞳映画村と帰路
チェックアウト 10:00。荷物を宿に預けて、車 25 分の 二十四の瞳映画村 (田浦) へ。木造校舎と昭和初期の集落セットは、7-11 歳の子どもが「昔の学校」を体感できる屋外博物館として静かに機能します。滞在 2 時間、帰り道で宿に荷物を取り、帰路のフェリー便で高松へ戻る旅程が最も余裕があります。フェリーの時刻は季節ごとに変動するため、宿のフロントで前日に必ず翌日の便を確認してください。
部屋と食事
家族向けに選びやすいのは和洋室 (12 室) と 和室 10 畳 (48 室)。和洋室はベッド 2 台 + 畳スペースで、子ども 2 人の添い寝がしやすく、和室 10 畳は 4 人で布団を並べる標準構成です。食事は 1 階の オリーブビュッフェが中心で、17:30 と 19:30 の 2 部制。オリーブ牛のステーキ、そうめんの温冷両バリエーション、島産オリーブオイルのドレッシングコーナーがあり、子どもの好みに合わせて選べます。アレルギー対応は 3 日前までの事前連絡が必要です (小麦・卵・乳・そばの主要 7 品目対応)。

集約レビューが映すこの宿の傾向
公開レビューデータを集計すると、家族層からは客室の広さと大浴場からの内海湾ビュー、島産食材ビュッフェの評価が高く、特に 幼児〜小学生連れの再訪が目立つ傾向があります。一方で、鉄筋 12 階建ての中規模施設という性格上、こぢんまりした一軒宿の静けさを求める旅程には向かず、ビュッフェの混雑時間帯を避けたい家庭は第一部 17:30 開始の予約が現実的です。フロント対応・チェックイン待ち時間の指摘は繁忙期の週末に集中しています。
向く家族 / 向かない家族
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向く:
小学生 (特に 7-11 歳) 連れで体験プログラム重視の家族、初めての小豆島でどこに拠点を置くか迷う家庭、大浴場でリラックスしたい夫婦 + 子ども -
向かない:
離れや一棟貸しの静寂を求める家族 (中規模ビュッフェスタイルのため)、車を使わない滞在を想定する家庭 (体験地間の移動は車前提)、乳幼児のみの家族で夕食時間が 17:30 より早い場合
具体情報
- 所在地: 香川県小豆郡小豆島町古江乙 16-3
- アクセス: 草壁港から車で約 10 分 (公式送迎バス) / 高松港からのフェリーは土庄港または池田港経由
- 客室数: 117 室(和洋室 12 / 和室 48 / 洋室 52 / スイート系 5)
- チェックイン: 15:00〜 / アウト 〜10:00
- 食事: オリーブビュッフェ (夕 17:30 / 19:30 二部制、朝 7:00-9:30)
- 温泉: 12 階展望温泉大浴場 (幼児入浴可)・貸切風呂 (要予約・45 分)
- 子ども対応: 添い寝無料 (未就学児)、貸出ベビーベッド、キッズメニュー・アレルギー対応 (3 日前連絡)
- 駐車場: 100 台 (無料)
- 開業: 1992 年
よくある質問
Q. 何歳から泊まれますか?
A. 未就学児から可能で、添い寝 (寝具・食事なし) は無料、乳児のベビーベッド貸出は 6 台まで先着予約です。7 歳以上は 3 歳児から幼児料金、小学生は施設利用料 + 子ども食事料金の設定になります。
Q. アレルギー対応はできますか?
A. 小麦・卵・乳・そば・落花生・えび・かにの主要 7 品目に対応します。3 日前までに予約時のメモまたは電話で連絡が必要です。ビュッフェのため、コース単位の完全除去食は個別テーブル対応となります。
Q. ベビーカーで館内を移動できますか?
A. ロビー〜客室〜ビュッフェ会場までエレベーターで段差なく移動できます。ただし 12 階の展望温泉大浴場は脱衣所以降の段差があり、ベビーカーは脱衣所前で預けてください。
Q. そうめん体験・オリーブ収穫は宿で申し込めますか?
A. 宿からの手配ではなく、それぞれの施設への直接予約となります。フロントで最新の連絡先と当日の混雑状況を確認できます。オリーブ収穫は 10 月中旬〜11 月上旬、そうめん館の見学は通年可能です。
Q. 駐車場はありますか?
A. 敷地内に 100 台 (無料) あります。フェリーで車を持ち込まない場合は、草壁港のレンタカー営業所を宿のフロント経由で予約できます (2 日レンタルの場合の目安 ¥12,000〜)。
本記事の参考情報
・小豆島町 観光情報 — 島内観光施設・イベントの一次情報
・Wikipedia: 小豆島 — 地理・歴史・産業の背景
・小豆島オリーブ公園 公式サイト — 収穫体験の実施期間と料金
編集部から
体験プログラムを軸に旅程を組む家族旅行は、宿と体験地の距離が短ければ短いほど成立します。小豆島は島全体でおおよそ東西 20km・南北 15km の広がりで、車があれば宿を島の東側に置くだけで大半の体験が半径 15 分に収まる稀な地形です。7-11 歳の子どもが「見た」ではなく「やった」を持ち帰れるか、家族旅行の充足感はこの一点で分かれます。次に小豆島を訪ねる時期は、オリーブの新漆搾りが本格化する 11 月上旬、または海が最も静かな 5 月連休明けが候補です。